まずは宿泊先の確保。十二湖は青森市からでも2時間半〜3時間ほどかかる遠い場所なので1泊したい、が宿を手配しようと思ったのが出発の2日前とギリギリの状況。十二湖近辺は宿が少ないので予約しようにも数えるほどしかない。
ネットで空きを探してみたところ全くなし。連休だしね。そこでダメもとでアオーネ白神十二湖へ電話してみたところ、1部屋だけ和室が空いているとのこと。速攻で押さえてめでたく宿確保完了。アタックしてみるもんだね。大人1人11,000円、小学生1人7,700円となかなかリーズナブル。
9/21の9時に青森市内の自宅を出発。五所川原経由で鯵ヶ沢へ。まず最初に目指すのは鯵ヶ沢の誇る有名犬「わさお」のいるきくや商店。
通りかかると明らかに混雑したお店があり、それがきくや商店。駐車場が少ないのでなかなか停める場所がないんだけど、たまたま1台分空いてたので素早く車を停めた。と、車を降りたら目の前でいかを焼いてるおばあちゃんが「いか焼き買わねばだめだよ」と言ってくる。は?と思ったらそこはきくや商店の隣のお店の駐車場であった。帰りにいか焼き買おうと心に誓い、お隣のわさおを見に行く。
きくや商店の前にはこんな看板が。志村動物園でわさお出てくるしね。
わさおの小屋の周りには人だかりが!混んでる。
おぉわさおだ!おまけに菊谷さんも傍らに座ってるじゃん!
志村動物園でしか見たことがない人&犬に会えるとなんかうれしいね。
わさおはグタっと寝たまま。
暇そうやね。
わさおの小屋の近くに子猫が何匹もいた。菊谷さんの話だと、きくや商店に子猫を捨ててった人がいたそうだ。わさおの小屋に「子猫あげます」って書いてた。
わさおを見た後はきくや商店の隣のお店で車を停めさせてもらったお礼にいか焼き1個300円を購入してから車に乗り込んだ。いか焼き美味しい。ちなみにきくや商店は350円で50円ほど差がある。しかし駐車場から車を出すのが大変でちょっと苦労した。
鯵ヶ沢から深浦町へ向かって車を走らせると、途中に千畳敷という岩場が広がる場所があるということでそこを目指す。
そしてふと目前にそこそこ広い岩場を発見。通り過ぎそうになったら看板に「ここは千畳敷」と書いてあったので慌てて駐車場に車を停める。しかし駐車場がガラガラに空いてるし、ちょっとこじんまりしてるような気もしたが気にせず遊ぶ。
岩の隙間とかにこういった場所があり、ここにヤドカリや魚が多い。
子供たちはこういう場所が大好きなので時間が許される限り遊び続ける。まぁ楽しいならいいか。
しばらく遊んで出発したら車で数分先に広大な本当の千畳敷があったのだった・・・。とりあえず帰りにまた寄ることとして先へ進む。
途中、道の駅で適当に食べ物を購入してお昼ご飯。道の駅は非常に混み合っていた。
千畳敷から数十分走りウェスパ椿山へ到着。
まずはガラス工房HOOでガラス創作体験。
今回はフュージングアクセサリー作り体験。ガラスの破片を組み合わせて最後に炉で溶着して完成となる。出来上がったら後から郵送してくれるそうなので楽しみ。
次にスロープカーに乗って白神展望台へ。
ゆっくりと山のてっぺんに向かって走っていく。途中、急斜面のあたりにはよくサルが出るそうだ。残念ながら今回は現れず。
頂上には風力発電の巨大な風車と展望台がある。
展望台からの眺めはなかなかよろしい。
どんよりした曇り空だけどなかなか良い雰囲気では。
反対側は雄大な眺め。
そしてまたスロープカーで下る。
ウェスパ椿山を出発し、少し走って宿泊先であるアオーネ白神十二湖に到着。ここは部屋やレストラン、お風呂が別々の建物になっていて、外を歩いて行き来することになる。
ここにはちょっとした遊具もあり、子供たちとしばらく遊んだ。
広大な広場もあるのでボールなどでも遊べそう。空いてるし。
夕方になって夕日が沈むところを見に行こうということで、近くの丘へ。
う〜む、早すぎた。しかも雲が多くてあまり見えそうにない・・・。海の方へ行けばもうちょっと見えるかも、ということで車で数分の場所にある海岸へ。ここにもちょっとした岩場があり、子供たちはそっちの方が楽しい模様。カニを数匹確保して喜んでた。
結局雲が多すぎて夕日は全く見えずに終了。宿に帰って温泉に入った後はレストランで晩ご飯。晩ご飯は自分的にはほどよい量で美味しかった。ビールも飲めたしね。そのまま気持ちよく就寝。
9/22はいよいよ十二湖へ。アオーネ白神十二湖を出発して車で10分ほど走ると森の物産館キョロロへ到着し、そこの有料駐車場へ車を停めて歩く。
最初は舗装された道路を歩く。
10分くらい歩くと有名な青池に到着する。葉っぱが多くてちょっとわかりにくいけど、確かに青っぽい。
水の透明度が高くて、底の木や泳いでいる魚が見える。なぜ青く見えるのか未だに謎なそうだ。
そこからしばらくブナの林を歩く。やっぱり自然は気持ち良いな。
途中、沸壺の池がある。ここも青池と同様に青くて透明度が高い。
そこからまた林の中を歩くとアスファルトの道へ出る。そのすぐ近くに茶屋があり、お茶を飲んで休める。
茶屋から歩いて駐車場に戻り、再び車で引き返すんだけど途中の池にスワン型の4人乗りの貸しボートがあったので乗ってみた。30分間で1,600円なり。
ま、なんてことない普通のボートなわけで、でも子供たちが楽しそうだったのでよし。
十二湖を出た後は来たときのルートを戻る形で帰路につく。
途中、深浦駅のほど近くに大岩という大きな岩があるのを発見して立ち寄ってみた。特に駐車場はないので、近くの適当な場所に車を停めるしかない。
辺りは広い浅瀬の岩場になっており、暑い日に子供たちが遊ぶには良さそう。
なかなかダイナミックなロケーションだ。
結構でかくて高い。
1人が通れるくらいの洞穴があり、ここを歩いて登っていくと上へあがることができる。
結構高くなっていくので、高いところが苦手な自分的には微妙な。
上は手すりがあって結構広いスペースになっている。
なかなか良い眺め。
反対側にはまたダイナミックな岩場が広がる。その先には広大な日本海。
自分的にはなかなか面白いスポットだと思った。暑いときだと水遊びにも良さそうだし。ただ岩場なので海に入るとしても素足はダメかも。
大岩の後は道の駅に寄り昼食。マグロのづけ丼定食750円はなかなか美味しかった。ちなみにマグロといえば大間が有名だけど、実は深浦町の方がマグロの水揚げが青森県で一番なそうだ。
そしていよいよ千畳敷へ。駐車場が混雑していて車を停めるのにちょっと苦労した。
確かにこれだけ広大な岩場はなかなか無いね。広くて全部歩くにはかなり時間がかかる。そしてここでも所々に浅瀬があり、そこに小さい魚がたくさんいる。子供たちはそれを追いかけてた。
浅瀬で遊んでたら靴が濡れた。しまった長靴を持ってくるんだった。あと魚を捕まえて観察するなら魚の入れ物や小さ目の網もあった方が良いだろうな。
しばらく千畳敷で遊んだ後はまた近くの岩場へ移動し、魚を捕まえて遊んだ。子供たちは海で遊ぶのが一番楽しそうだ。
海で遊んだ後は鯵ヶ沢で再びさわおに会い、いか焼きを買って帰宅。
いろいろ盛りだくさんで結構疲れたけど楽しい旅だった。前々から行きたいと思っていたけど遠くて行けてなかった地域に行けてよかった。